BLOG 9月は長月(ながつき)~コロナ疲れと台風と日常と

9月は長月(ながつき)~コロナ疲れと台風と日常と

2020.09.07

 この度の新型コロナウイルス禍では、社会的・経済的な活動に大きく影響を及ぼしており、今年3月に国内で感染者が確認されてから、もう半年近くたとうとしています。


【日常化してしまったコロナウイルス禍】

 感染者数の第1波ピークが過ぎた5月下旬に緊急事態宣言が解除されてからというもの、継続した活動自粛などの甲斐なく、再度2回目ピークに達してしまいました。

 データをよく見ると、第1波はゴールデンウィーク、第2波は夏休みに直撃しているのですよね。観光業・旅行代理店・宿泊施設・飲食店などへの打撃は計り知れないものがあります。


 とはいえ、感染ピークの第1波・第2波も他国と比べて、パンデミックと言われたコロナウイルス感染症で、この位の感染者数で抑え込めたことは、行政方・医療関係者の方をはじめ、多方面で感染拡大防止のための施策や自粛を行った結果であることが大前提となっています。

※医療方面では、感染で症状が発現した早い段階での加療が可能となったことなどから、重症化・感染による死亡者数の低減につながっているなどです。

ヤフー!災害から https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207

 制限された経済・生活活動も限界があり、自粛も各々「3蜜回避・衛生週間の徹底」で何とかなりそうだという認識からか、少しづつ「with コロナ / New Normal」という新たな日常の生活に戻りつつあります。海外はともかく、国内でこのコロナ禍が「脅威」とまで感じなくなってきているのは、感染者数の現状もありますが、日本人気質の良くも悪くも「慣れやすい・忘れやすい」ということがうまく作用しているようにも思います。



【毎年くる大雨・台風が年々脅威に】

 九州への大雨や、今回の台風9号・10号のと連続して沖縄・西日本に多大なる影響を与えておりますが、コロナ関連のニュースはもう「日常化」してしまい、むしろ台風がとてつもない脅威に感じてしまいました。

 もちろん伊勢湾台風と比較された今回の台風10号は、予想された災害のレベルも及ぼす影響範囲も大きく違う(土砂・河川反乱などの2次災害、直接的に生命・財産の損失を招く)ので、「脅威」という言葉でも同じようにくくることはできませんが、

 この感覚は、コロナウイルス禍が「withコロナ」「新しい生活様式(New Normal)」という言葉にみられるように日常化したのだな、と改めて実感することとなりました。


【致死性の高いコロナウイルス】

 そんな日常を過ごしている昨今、「コロナゞと恐れたけれども、そろそろインフルエンザ並みになってきたのでは?」という方もいらっしゃるのですが、それはそれで大きく違いがあるようです。

 今回の新型コロナウイルスは、重症化する際のスピードが非常に早く、致死率についてはインフルエンザが感染者の0.1%に対して、コロナは2.0%と20倍の値を示していることなどから、非常にリスクの高い感染症であることは間違いありません。

※ちなみに致死率としてはSARSは10%、MERSは34%、エボラ出血熱は40%という統計が出ています。

出典:WHO統計より KENNEDY ELLIOTT, NG STAFF. SOURCES:WHO,CDC / https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55832880Z10C20A2000000/?page=2


【新型コロナウイルスの最大の特徴は、他では類を見ない感染力】

 新型コロナウイルスで非常に特徴的なのは、なにより感染力が高いということにつきます。

 インフルエンザのようにせめて季節性にとどまってくれればよいのですが、過去の「スペイン風邪」に比較されるように、環境中に非常に長い時間残存すること、飛沫感染・接触感染を起こしやすい事、無症状の感染者が存在すること、重症化した場合でも非常に強い感染力を示すことから特に集団感染(クラスター)が発生しやすい事が注目されています。自粛中ということもあり、夜の街やら飲食店のクラスターばかりがニュースでトピックとなりましたが、実際には病院や学校でも発生しており、今回この感染力が、特に経済活動を自粛に追い込んだ最大の要因となりました。


【個人的所感】

 特にこの自粛期間、日頃何気なくできた当たり前の事が、いかに大切だったのかと気がつく良いきっかけとなりました。

 私たちサンキーズがこの事業を始めたきっかけは、コラーゲンというヒトのからだを構成する根源的な成分を用い、コラーゲンの体内産生が難しくなる40代以降の未病の方、傷病者の方へ「からだの内から外から元気にしたい」と魚由来コラーゲンのサプリメントのご提供を始めたことがきっかけでした。多くの方の「当たり前の事ができる、元気なからだを取り戻す」一助になればと思います。


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